東京市場(2/6) 日経高も物色の裾野は広がらず

本日の日経平均は4日続伸。先週末の良好な米1月雇用統計、日銀の次期総裁人事に関する報道(現副総裁のスライド式の総裁化)などを受けたドル高円安基調を好感して寄り付き直後に27,800円台まで上昇。買い一巡後は香港株の急落やNY株先物の軟勢が重石となったものの、テクニカルは持ち合い上振れによる「28,000円トライ」優位の形状に。

東証主力株は買い優勢。8058 三菱商事、297 日清食品、9107 川崎汽船、2229 カルビー、7211 三菱自動車、2875 東洋水産、6472 NTNなどが前日比4%超上昇。

中小型株は 6035 IRジャパン、4552 JCRファーマ、7727 オーバル、7888 三光合成、6908 イリソ電子、3569 セーレン、5246 Elements、6557 AIAI、9212 GEI、4884 クリングル、5247 BTM、7116 ダイワ通信などに短期資金が流入。全般的には・・・、日経高による物色のすそ野の広がりは見られず、ナスダック軟化や週後半からの材料株系の決算ラッシュへの警戒が優先される構図。

日経 27,693円 +184、Topix 1,979 +8
日経先物 27,680円、為替 131.84円/ドル
NYダウ先物 33,866ドル -96
big (1)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△ 7004 日立造船
23年3月期純利益予想を100億円から120億円に上方修正。4570 免疫生物研究所、2425 ケアサービス、4248 竹本容器などとともに割り切り対象でケア。

★ 7189 西日本FH 
本日引け後に発表された23年3月期3Q経常益の通期進捗率は、直近5年平均の84.0%を大幅に上回る97%に。目先の株価は通期予想の据え置きを嫌気する可能性を残しますが、先々の上方修正に含みを残す好内容。継続中の方は明日のマイルドな上昇過程では一部買い直しへ。※ 決算を売り材料視するならワンクッション置いてからの買い場探しへ。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、先週末の米1月雇用統計後の「金利高・ハイテク株安」の余韻による軟調地合いの継続が本線。想定レンジは前日終値33,926ドルに対して弱めの33,700~34,050ドル。

明日の日本市場は、ドル円の騰勢やテクニカル良化を追い風とする27,000円台後半の買い優勢の展開をベースに、11時ごろに予定されているバイデン大統領の一般教書演説を受けた先物需給を加減した推移へ。中小型株全般では「好決算銘柄への局所物色」継続に要注意。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆
 
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Source: 株研究

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