本日の戦略 : 肩の力を抜いて全体動向を俯瞰!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。注目のFOMCは、市場予想通りにFF金利の0.5%利上げ(4会合連続の0.75%から縮小)を決定。2023年末の政策金利見通し中央値に関してもコンセンサス内の「9月FOMCでの4.6%から5.1%への引き上げ」にとどまる平穏な内容にとどまり、パウエルFRB議長の会見にも意外性は乏しかったものの、NYダウは3日で900ドル近く上昇していたため利確売りが進展。14時台に33,704ドル(-404)まで下落すると、引けにかけても34,000ドルを挟んだ荒い値動きに。ナスダックも反落。半導体セクターが下げを主導。

NYダウ 33,965ドル -142、ナスダック 11,170 -85
米10年債利回り 3.475% -0.027、為替 135.277.73円/ドル
NY原油 77.28 +1.89、日経先物 27,890円 -190

□ 本日の展望 : 利確優位も底堅く

前日比で約200円下落した日経先物なりに売り優勢でスタートした後、引けにかけては不安定なNY株先物動向を睨みつつも、押し目買いが下支えするしっかりとした推移が本命視されます。想定レンジは 28,850~28,250円。

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★ 本日の戦略 : 肩の力を抜いて全体動向を俯瞰!

今週の米リスクイベント(11月消費者物価、FOMC)を起点とする下方トレンド入りは回避された可能性が高い一方、上昇トレンド入りを示す根拠にも乏しい状況。よって、本日も強引な勝負を避けた脱力対応にて、今晩のECB理事会への反応も含めた全体動向を俯瞰するイメージで臨んでください。

攻撃面では、流動性高めの好トレンド中小型株を中心に極端にターゲットと条件を絞った強気スタンスを継続。

※ 仮に目先の日経平均が騰勢を強める場合でも、景気回復への期待感ではなく、外資勢の短期回転を目論んだ先物買いが主要因となるため、個別全般の底上げムード入りは期待過多。一定の日柄をかけなければまとまったリターンになりにくい東証主力株、ディーラー筋が出入りしにくい薄商い銘柄は楽しみの範囲で取り組むのが正攻法。保有銘柄数の増やしすぎもNG。

【ウォッチ銘柄】

△ 1360 日経ベア2倍
日経平均が下がるほど上昇するETF。上記のようにFOMC後の株式市場の上昇ムードは限定的なため、株価トレンドに不安をお持ちの方は来週末の米11月PCEデフレータ(12/23)後まで継続するのもおススメ。

☆ 6298 YAC、☆ 4475 Hennge
全体動向の方向感が不透明なままですので、安値圏から参加中の銘柄は一定数を残した継続対応も妙手。既に相応の利確を終えている方は、☆★新規買い対象3銘柄への乗り換えを進めていってください。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 谷浅ければ、山低し! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆

    

   
Source: 株研究

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